ワキガには3つの分泌腺が関係している。

ワキガがなぜきついニオイを放つのか、その原因に関しては残念ながらまだ研究段階にあり完全に解明されているわけではありません。ただ、ワキガの起こるメカニズムに関してはいくつかの説があります。それらについてご説明する前に、まずワキガと大きな関わりのある汗についてご説明しておきます。

 

ワキガとはワキの下の汗が原因で発生する異臭のことですから、ワキガの犯人はもちろん汗です。では、人間はどうして汗をかくのでしょうか。その理由は、汗が体温の調節に深く関わっているため。私たち人間は恒温動物といって、外界の気温が急に変化しても、体温を一定に保とうとするシステムが備わっています。体温が一定でないと困る理由は以下の通りです。

 

人間は生きるためのエネルギーを食べ物から得ています。食べ物を消化・吸収し、エネルギーに変える過程ではいろいろな酵素が働いていますが、この酵素がスムースに働く温度というのが1人1人の平熱、つまり体温です。体温を一定に保ち、酵素に活発に働いてもらうためには、体内で生産された熱と体外に排出される熱とのバランスをとらなくてはなりません。この体温調節の役割を担っているのが汗なのです。

 

もし人間が汗をかかなかったとすると、体温調節がうまくいかなくなり、生きていくことができなくなってしまいます。それくらい汗をかくことは人間にとって重要なことなのです。さて、汗をかく理由に続いて、ワキガの鍵を握る分泌腺の説明をしていくことにしましょう。皮虐にはエクリン汗腺、アポクリン汗腺、皮脂腺という3つの分泌腺があります。

 

●工クリン汗腺
エクリン汗腺は、頭のてつぺんから足のつま先まで、全身に分布しています。日本人の成人の場合、1平方センチメートルに約100本、全身で約230万本あるといわれています。このエクリン汗腺から出る汗をエクリン汗といいます。エクリン汗には塩分が約1%弱含まれていますが、そのほとんどが水分のため、粘り気がありません。

 

1日に1.5〜2リットル分泌され、体温の調節や皮層表面の殺菌などの役割を果たしています。運動したときや暑いときに汗をかくのは、エクリン汗をたくさん出すことで、その気化熱を利用して体温が一定になるように調節しているからです。また、なめるとしょっぱく感じますが、これは殺菌の働きをするために、エクリン汗が弱酸性の状態を保っているからです。

 

●アポクリン汗腺
エクリン汗腺が全身に分布しているのに対して、アポクリン汗腺は、ワキの下や陰部、乳首のまわり、おへそのまわり、耳の中など特定の部位にしかありません。中でも体毛の密集している部位、つまり陰部とワキの下に集中しています。

 

これはアポクリン汗腺の出口が、エクリン汗腺のように独立しているわけではなく、毛穴と連結していることに関係があります。このアポクリン汗腺から出る汗をアポクリン汗といいます。アポクリン汗は、脂肪、鉄分、色素、蛍光物質、尿素、アンモニアなどの成分を含んだ粘り気のある液体で、乳白色をしており、特殊なニオイがします。

 

●皮脂腺
皮脂腺は、皮脂と呼ばれる脂肪を分泌している腺です。汗腺ではありませんが、アポクリン汗腺と同じく出口が毛穴と連結しています。新しい細胞ができると、古くなった脂肪細胞を押し出す仕組みになっていて、分泌された皮脂は汗と混ざり合って皮脂膜をつくり、表皮を保護しています。

 

ワキガはこうして起こる。
以上の3つの分泌腺を頭に入れていただいて、本題であるワキガのメカニズムの解説に入ることにします。

 

●アポクリン汗の成分が原因という説
アポクリン汗の成分には個人差があり、それがワキガ臭の強弱に関係しているのではないかという説です。アポクリン汗に鉄分と脂肪分が含まれていると、相互作用によってワキガ臭が強くなるという説のほか、鉄分とは関係なく、脂肪の中に含まれる低脂肪酸の量が多いと異臭が発生するという説などがあります。

●アポクリン汗腺の数とアポクリン汗の臺が原因という説

アポクリン汗腺の数には個人差があり、ワキガ臭の強弱にはアポクリン汗腺の数とアポクリン汗の分泌量が関係しているという説です。実際に、体臭の強い欧米人や黒人、また日本人でもワキガ臭の強い人ほどアポクリン汗腺の数が多く、アポクリン汗の分泌量も多いことがわかっています。

●皮脂腺から分泌される脂肪の鬘が原因という説

ワキの下の皮脂腺から分泌される脂肪の量には個人差があり、ワキガ臭の強弱に関係しているという説です。脂肪が多量に分泌され、皮脂膜のアルカリ度が高くなると、細菌やパイ菌が繁殖しやすくなります。それらの細菌やパイ菌が脂肪を分解する(腐敗させる)際に生じるニオイがワキガ臭になるという説です。

 

以上の3つの説を総合すると、どうやら毛穴と連結しているアポクリン汗腺と皮脂腺がワキガの元凶ということになりそうです。

 

そして、そのメカニズムとしては以下のように考えられるでしょう。
「アポクリン汗腺から粘り気とニオイのあるアポクリン汗が分泌される」←「アポクリン汗に含まれている成分が、エクリン汗の水分で溶かされてワキの下全体に広がる」←「皮脂腺から分泌された脂肪とアポクリン汗の成分とが混ざって、細菌やパイ菌を繁殖させ、腐敗臭や異臭を発生させる」エクリン汗腺、アポクリン汗腺、皮脂腺という3つの腺からの分泌物が複雑に作用して放つニオイーこれこそがワキガの正体ということになります。

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